対象となる方 | 独)労働者健康安全機構が運営する全国の労災病院(総合せき損センター及び吉備高原医療リハビリテーションセンターを含みます)に2005年4月~2023年3月に入院された患者さんのうち、人間ドック受検のみ以外の方(人間ドック受検のみの方は除きます)。 |
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研究課題名 | ICD-11導入前の課題に関する分析;入院患者病職歴調査を活用した横断研究 |
研究期間 | 2024年9月27日~2026年3月31日 |
研究責任者 | 独)労働者健康安全機構 本部研究ディレクター 豊田 章宏 |
研究実施についての許可 | 本研究の実施について、労働者健康安全機構本部医学系研究倫理審査委員会の承認(承認番号:第2024-31番)を得て、独)労働者健康安全機構理事長の許可を得ています。 |
研究の意義・目的 | 病職歴データベースには、現在、傷病名コードとしてICD-10、手術コードとしてICD-9CMコードが記録されている。ICD-11導入や保健統計の質に影響する傷病名コーデイング・手術コーデイングの課題を分析し、労災病院での傷病名等の登録の質の向上に寄与する情報を得ることを目的とする。 |
研究の方法 | 傷病名ICDコード・手術コードの分類や保健統計(患者調査、死亡統計等)に及ぼす影響を検討し、WHO国際分類ファミリー(WHO-FIC:Family of International Classifications)の、ICD-11(国際疾病分類)に対応した、ICF(国際生活機能分類)、ICHI(医療行為分類)のコーデイングへの移行を想定した留意点を抽出する。 |
分析に用いる情報 |
病職歴データに含まれる以下の情報を用います。 ●入院中にご回答いただいた勤労者医療調査票(詳細はこちらをご覧ください) ●病院職員が作成した入院診療要約書に含まれる患者さんの診療記録(詳細はこちらをご覧ください) なお、病職歴データには、氏名、住所、保険証番号、診察券番号など、患者さんを直接識別できる情報は含まれていません。 |
情報の取得の方法 | 入院患者病職歴調査より、独)労働者健康安全機構の本部が作成した病職歴データを、独)労働者健康安全機構の理事長の許可を得てこの研究に用います。入院患者病職歴調査の詳細はこちらをご覧ください。 |
情報の提供を行う機関 | 独)労働者健康安全機構(理事長 大西 洋英) |
情報の管理について責任を有する者 | 独)労働者健康安全機構 本部研究ディレクター 豊田 章宏 |
情報の利用開始日 | 2024年10月1日 |
情報の他機関への提供について | 病職歴データから、分析に必要な情報のみを抽出し、患者さん個人を識別できる情報を含まない分析用データを作成します。共同研究機関である静岡社会健康医学大学院大学、東海大学医学部、国立保健医療科学院には、分析用データのみを提供します。なお、外国にいる者にデータを提供することはありません。 |
研究組織(研究機関と研究責任者) |
本研究は下記の組織で実施します。 ●研究代表者 豊田 章宏 労働者健康安全機構本部研究ディレクター 中国労災病院治療就労両立支援センター所長 ●研究参加施設(各施設の研究責任者) 中国労災病院(豊田 章宏) 東海大学医学部(立道 昌幸) 静岡社会健康医学大学院大学(小島原 典子) 国立保健医療科学院・研究情報支援研究センター(星 佳芳) |
個人情報の取り扱い | 分析に利用する病職歴データには、氏名、住所、保険証番号、診察券番号など、患者さんを直接識別できる情報は含まれていません。さらに、研究の成果を学会発表や学術雑誌で公表する際には、少数例など患者さんの特定につながる情報は公開しません。具体的には該当者が10例未満となる場合は空欄とするかそのような項目は公表しません。 |
お問い合わせ先 |
この研究に関してご質問や心配なことなどありましたら、以下の連絡先までお問い合わせください。また、ご自身の情報がこの研究で用いられることにご了承いただけない場合にも、2024年10月31日までに以下の連絡先までお問い合わせください。期限までにご連絡いただいた患者さんは、分析の対象とはしません。期限までにご連絡をいただかなかった場合は、ご了承いただいたものとさせていただきます。なお、ご了承いただけない場合でも、患者さんに不利益が生じることはございません。 【労働者健康安全機構本部】 労働者健康安全機構勤労者医療・産業保健部勤労者医療課 神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1 病職歴担当窓口(平日9~17時) TEL 044-431-8642 |