研究課題名 | 労災病院入院患者病職歴調査を用いた手指外傷の受傷原因、業務形態の経年変化調査(病院機能向上研究) |
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試料・情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。) |
労働災害による死亡者数は、昭和36年をピークとして長期的には減少してきており、本研究のテーマである手の外傷も、近年機械の安全装置の改善により、労働災害の死亡数減少と同様に、その発生件数は減少傾向にある。 しかし、手指外傷の再接着に成功しても可動域制限、疼痛などの後遺症を残す症例が多く、依然発生予防が重要である。 手の労働災害は若年者の発生が多く、時間帯に二峰性があるなどの特徴を有するが、近年の手指切断の我が国での経年的報告はない。 昭和、平成、令和と時代の変化とともに、産業構造、患者生活背景は変化しており、事故発生原因業務、職種の変化が予想される。 近年の手指外傷の発生状況を調査し、労災、非労災事故ともに新たな対策を考察し、発生予防に寄与することを目的とする。 |
利用し、又は提供する試料・情報の項目 | こちらをご覧ください。 |
試料・情報の提供を行う機関の名称及びその長の氏名 | 独立行政法人 労働者健康安全機構 理事長 有賀 徹 |
提供する試料・情報の取得の方法 | 病職歴調査により取得。病職歴調査の詳細についてはこちらをご覧ください。 |
提供する試料・情報を用いる研究に係る研究責任者(多機関共同研究にあっては、研究代表者)の氏名及び当該者が所属する研究機関の名称 | 独立行政法人 労働者健康安全機構 九州労災病院 手外科部長 花田 麻須大 |
利用する者の範囲 | 上記に同じ |
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 | 独立行政法人 労働者健康安全機構 九州労災病院 院長 三浦 裕正 |
研究対象 | 昭和59年4月から令和2年3月までの間に労災病院にご入院されていた方 |
個人情報の取り扱い | 利用する情報は、お名前、住所など、患者さんを直接識別できる個人情報は含みません。また、研究成果や学会及び学術雑誌で発表する際も患者さんを特定できる個人情報は含みません。 |
問い合わせ窓口 |
○本研究の対象となられる患者さんで本研究にご賛同いただけない方は、病職歴調査を実施した労災病院の医事課(職歴調査員)までご連絡ください。 ○その他、本研究に関するお問い合わせ 【労働者健康安全機構本部】 【九州労災病院】 |