X線発生装置: |
変圧器式では最高定格電圧125kV以上、最高定格流300mA以上、コンデンサ式では最高定格電圧125kV以上、コンデンサ容量1μFの規格のものが必用。 |
タイマー: |
変圧器式では0.03秒以下で撮影する。コンデンサ式では尾切断方式を用いる。 |
X線管: |
回転陽極管を必ず備えており、焦点は実効焦点として1mmのものが望ましい。 |
フィルター: |
一次X線束の総ろ過は、少なくともアルミニウム2.5m相当とする。 |
グリッド: |
格子比10:1位のもの。固定式グリッドの場合は1cm当たり40本程度の格子があることが望ましい。グリッドを使用しない場合は、2.4mの焦点フィルム間距離で、フィルムと被写体との間隔を0~25cm離すこと。 |
増感紙: |
中間感度(標準感度)のものを使用する。 |
X線フィルム: |
一般目的用で中間感度のものを使用する。 |
現像: |
自動現像装置を用いるが、それ以外の場合でも定時恒温現像を厳密に守らなければならない。 |
撮影条件: |
吸気停止時に撮影する。焦点フイルム間距離は1.8以上が望ましく、1.5m以下にしてはならない。撮影は100kV以上で行い撮影時間は0.03秒以内とする。 |