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レントゲン分類

2008年度の研究を基に作成された情報です。

 じん肺の胸部レントゲン所見は、粒状影や不整形陰影などの小陰影と
 直径1cm以上の大陰影がみられます。
 粒状影はその直径からp、q、rに分類されます。
 大陰影もその直径からA、B、Cに分類されます。
 じん肺の胸部レントゲンは陰影の種類と密度から第1型〜4型に分類されます。

粒状影の分類
p  直径1.5mmまで
q  直径1.5mmを超えて3mmまで
r  直径3mmを超えて10mmまで


大陰影の分類
A  最大径(の和)が1〜5cmまで
B  Aを超え、面積の和が1側肺野の1/3を超えない。
C  面積の和が1側肺野の1/3を超える。


じん肺のレントゲン分類
原因物質 粒状影、不整形陰影 大陰影
第1型 少数あり な し
第2型 多数あり
第3型 極めて多数あり
第4型 A
  陰影の直径が1〜5cm
ACの中間
陰影の面積の和が1側肺野の1/3を超える

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