第1次世界大戦後手の治療に打ち込んでいたBunnellを中心として、第2次世界大戦中にアメリカで手の外科が生まれ、大戦後の1945年にアメリカ手の外科学会が設立されました。彼の教科書Surgery of the Handは戦後まもなく日本にも輸入され、各地で手の外科診療班が結成され、1957年には日本手の外科学会が設立されました。その後の日本における手の外科の発展は輝かしいものであり、多くの国際手の外科学会も日本で開催されるようになりました。また切断指の再接着や外傷による手指欠損手の再建などは世界に誇りうる分野となっています。
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