両立支援:両立支援とは
治療と職業生活の両立とは、病気を抱えながらも、働く意欲・能力のある労働者が、仕事を理由として治療機会を逃すことなく、また、治療の必要性を理由として職業生活の継続を妨げられることなく、適切な治療を受けながら、生き生きと就労を続けられることです。
厚生労働省「治療と職業生活の両立等の支援に関する検討会」報告書取りまとめ
英語表記 「the Promotion of Health and Employment Support」
両立支援:両立支援コーディネーター
両立支援コーディネーターとは、治療と仕事の両立に向けて、支援対象者、主治医、会社・産業医などのコミュニケーションが円滑に行われるよう支援する者とされています。支援対象者が治療と仕事を両立できるよう、それぞれの立場に応じた支援の実施及び両立支援に関わる関係者との調整を行うことがその役割として求められていますが、労働者健康安全機構では研修事業を実施し、両立支援コーディネーターの養成を図っています。
英語表記 「Coordinator of the Promotion of Health and Employment Support」
両立支援:これまでの研究成果
両立支援:コーディネーター養成研修
現在の基礎研修実施予定はこちらになります。
平成30年度の「基礎研修」の実施概要です。
平成29年度の「基礎研修」の実施概要です。
平成30年度の「応用研修」の実施概要です。
両立支援:両立支援コーディネーターの養成に関する委員会
働き方改革実行計画(平成29年3月)で「両立支援コーディネーター」の養成について示されました。
労働者健康安全機構では、従前より医療機関にて患者(労働者)の両立支援をサポートする人材の養成等を実施してきたことから、これらの実績を活かし「両立支援コーディネーターの養成に関する委員会」を設置し、両立支援コーディネーターの役割や養成方法等について検討を行いました。とりまとめ結果(平成29年11月)はこちらです。
このとりまとめ結果は厚生労働省へと報告し、働き方改革実行計画(平成29年3月)を踏まえた両立支援コーディネーターについての厚生労働省労働基準局安全衛生部長通達 平成30年3月30日付け基安発0330第1号 が発出されています。