平成30年度の両立支援コーディネーター基礎研修の状況です
「両立支援コーディネーター基礎研修」を実施しました
労働者健康安全機構では、患者さんを中心に医療機関と職場との間で情報を提供し、仲介・調整の役割をする「コーディネーター」を養成するため、「両立支援コーディネーター基礎研修」を実施しています。
この研修は、労働者健康安全機構が平成27年度から実施しているものですが、平成30年3月に厚生労働省から通達が発出され、研修のカリキュラムが明記されたことから、これに適応するよう内容を追加し、両立支援の「理念」の普及とコーディネーターの養成のために実施しているものです。
研修では各講義の資料のほか、モデル事業として収集してきた両立支援の症例により作成された「治療と就労の両立支援マニュアル」を受講者全員へと配付しました。
【開催状況】
平成30年10月末までに、フクラシア東京ステーション他、大阪や福岡などで8回開催しました(受講者数:1,072名)。
11月以降も各地域で開催予定です。
【受講者の状況】
○職種内訳(n=1,072)
※ 「その他」の分類では、社会保険労務士や患者団体関係者等が目立った。
○地方区分内訳(n=1,072)
関東圏の受講者が最も多く、他地方での受講者増を図る必要がある。
【受講者の評価】
○受講者アンケート結果
1.理解度:81.6%(n=1034、5段階スケールの上位2段階の割合)
2.満足度:81.7%(n=1034、5段階スケールの上位2段階の割合)