脊椎・脊髄損傷
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脊髄損傷の予防
2008年度の研究を基に作成された情報です。

 脊髄損傷の予防に関しては、「ケガに合わないこと」が最も重要です。これに関しては、住宅環境や労働環境などの社会環境の整備や、交通機器の進歩や改良など、単に医療だけの問題ではなく、社会全体の問題となります。


 一方、医療だけで解決できる予防手段として、「脊髄損傷となりやすい人を早期発見する」という方法があります。本邦では頚椎部での脊髄損傷が多く、さらに増加し続けています。なかでも、高齢者の非骨傷性頚髄損傷が増加し続けています。このため、頚椎部の脊柱管狭窄症を早期発見することが重要と考えます。既に一部の病院では、人間ドックのオプションとして「脳ドック」以外に「頚椎ドック」が行われています。


 今回、私たち「独立行政法人・労働者健康福祉機構」は労災疾病等13分野研究の一つとして「せき髄損傷分野研究」を立ち上げました。そこでの研究テーマとして、「頚椎ドック」を普及させる意義があるかどうかの検討と、「頚椎ドック」を行うときの基本データーとなる「MRI計測による日本人の頚椎部脊柱管および頚髄の標準値の設定」を行っています。







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